Laelia anceps
レリア アンセプスの栽培

冬の栽培
置き場所 日当たりを好む種ですからできるだけ
日当りのよいく出来れば湿度の高い
部屋や温室が良い。

開花直前のつぼみ
表面に密がで乾くと開きにくい。
温度管理 最低夜温は10℃くらいがよく、
越冬だけならば3℃でもよい。また
最低夜温20℃でも栽培できる。しかし、株は軟弱に育つ。
最高気温20℃〜30℃で、栽培したい。
水やり 植え込み材料が乾いたら次に日に
水を与える(晴れ日が続いた時で一
週間に二回程度)最低夜温が3℃
での栽培ではさらに少なく1〜2週
間に1回程度水を与える。
最低夜温が20℃の栽培では、
2日に1回程度水を与える。
いずれの場合も乾いたことを確認
して水を与えると良い。
肥料 肥料はこの時期は与えない方がよい。
注意点 普通はこの時期12月〜1月が開花期です。
この時期に空中湿度が少ないと花がうまく開かない
ことと咲いた花が水分を取られてすぐ終わってしまう
(条件が良いと一カ月ほど保つ)ことがある。
そのときは霧吹き等で湿度をあげてやると良い。
またはナメクジに食害されやすいので事前に殺虫剤などを
置くと良い。
湿度の高い状態で花に水をかけると花にしみが
出やすいので注意する。
扇風機などで室内の空気を動かし
株や花に弱い風を与えると良い。

ナメクジに食害され花
春の栽培
置き場所 東京近辺では4月中旬をすぎると
霜の降ることもほとんどなくなるので、
その頃より(安全を考える場合には5月より)
出来るだけ風通し、日当たりの良い戸外で
物干しなどに吊て栽培すると良い。
温度管理 3月になると、日差しも強くなり室内、
温室の温度が上がりすぎるので換気に注意する。
水やり 植え込み材料が乾いたら水を与える
(晴れ日が続いた時で一週間に3回程度)
最低夜温が3℃での栽培ではさらに少なく、
1週間に1回程度水を与える。
最低夜温が20℃の栽培では、
2日に1回程度水を与える。
いずれの場合も乾いたことを確認
して水を与えると良い。
戸外栽培では、天候により鉢の乾きが
異なるので注意する。

新芽と根
肥料 最低夜温が高い場合は2月ごろより
うすい液肥(2000倍程度)を週に
1回程度、水代わりに与える。
最低夜温10℃程度の栽培では3月ごろより
うすい液肥(2000倍程度)を
週に1回程度、水代わりに与える。
最低夜温3℃程度の栽培では
4月中旬ごろよりうすい液肥(2000倍程度)を
週に1回程度、水代わりに与える。
5月ごろに発酵油粕の梅干し大を
4寸鉢程度の株で一個与えると良い。
注意点 戸外に出す時は曇りの日を選んで出すと良い。
冬の栽培条件で、日照が少ない株はいきなり
直射日光に当てると葉やけを起こすので、
弱い日よけをする。
夏の栽培
置き場所 出来るだけ風通し、日当たりの良い戸外で
物干しなどに吊て栽培すると良い。
温度管理 自然のままでよい。
水やり 7月中旬から9月中旬ごろまでは、
最も暑い時期なので、午前7時前か
午後6時以降に水を十分に与える。

早い株は夏の始めから
花芽が伸び始める。
肥料 うすい液肥(2000倍程度)を
週に1回程度、水代わりに与える。
注意点 風通しがあまりよくない場所での栽培では、
真夏の間は弱い日よけをするとよい。
秋の栽培
置き場所 出来るだけ風通し、日当たりの良い戸外で
物干しなどに吊て栽培すると良い。
東京近郊ではは11月中旬ごろ室内または
温室に取り込む。
温度管理 自然のままでよい。
水やり 植え込み材料が乾いたら次に日に
水を与える(晴れ日が続いた時で一
週間に2〜3回程度)
肥料 4月中旬ごろよりうすい液肥(2000倍程度)を
週に1回程度、水代わりに与える。
注意点 台風などで花茎をおらないように注意する。
虫に食害されることもあるので注意する。

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